医療事務の仕事に求められるパソコンスキルとは

2023/12/15  2023/08/01
女性

 

現在、医療の現場ではIT化が進んでいます。本記事では、医療事務が仕事で取り扱うパソコンの種類を解説するとともに、医療事務に求められる基本的なパソコンスキルをお伝えします。また、覚えておいた方がいいパソコンの基本ソフトについても解説するので、これから医療事務として働くことを考えている方はぜひ参考にしてください。

医療事務が仕事で取り扱うパソコンの種類

医療事務でもIT機器の導入によって効率化が進んでいますが、医療事務はどのようなパソコンを取り扱っているかご存知ですか?

ここでは、医療事務が取り扱うパソコンについて詳しく解説します。

医療事務として働こうか迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。

レセプトコンピュータ

レセプトコンピュータとは、診療報酬を計算して医療費の内容を示した「レセプト(診療報酬明細書)」を作成するソフトウェアのことをいいます。

略して「レセコン」や「医療コンピュータ」とも呼ばれています。レセプトコンピュータはレセプトの作成だけでなく、処方箋の発行や予約管理システムの連携など、さまざまな機能が備わっているものもあります。

レセプトコンピュータは医療機関ごとにメーカーや機種が異なっているため、入職後に実際に操作して覚えます。

電子カルテ

電子カルテとは、患者さんの健康情報や診断内容を電子データとして、保存したカルテのことをいいます。

検査画像や処方された薬の内容などの診療情報を一括して保存・管理することが可能です。電子カルテは主に医師や医療従事者が使用することが多いですが、医療事務が主に使用する、レセプトコンピュータと連携させることも可能です。

従来の紙カルテと違って、保管場所を必要とせず記入する速度も上がり、端末さえあれば複数人でカルテの共有ができ診療の効率化と正確性が高まるので、多くの医療機関で電子カルテの導入が進んでいます。

事務処理用の一般的なパソコン

医療事務は、休診の案内や院内掲示ポスター、院内会議に必要な議事録などの作成を依頼されることもあります。

その際に使用するのが事務処理用の一般的なパソコンです。総合病院や大学病院など、比較的大きな病院ではクラーク業務(医師事務作業補助者)として診断書や処方箋などの作成を医師の指示のもとで行う場合があり、これらの資料はWordやExcel、PowerPointを活用して作成します。

医療事務に求められる基本的なパソコンスキル

医療事務はパソコンを用いて業務しますが、どのようなパソコンスキルが必要なのでしょうか。

ここでは、医療事務に求められる基本的なパソコンスキルについて詳しく解説します。パソコンスキルに不安があるという方は、ぜひ参考にしてください。

タイピングスキル

医療事務はレセプトコンピュータに患者情報や診療内容などを入力する作業がメインなのでタイピングスキルが求められます。

特にレセプト業務では正確かつ迅速さが求められます。レセプトのミスがあると診療報酬が支払われなくなってしまうので正確さが必要です。また、患者さんの待ち時間を削減できるよう迅速さも求められます。

正確かつ迅速に入力できるようにブラインドタッチができるとよいですが、簡単な文字や数字の入力ができれば問題ありません。

WordやExcelの操作

医療事務は主にレセプトコンピュータがメインで業務するので、WordやExcelの知識は不要です。

しかし、場合によっては院内掲示物の作成や各種診断書の作成などでWordやExcelを使用して書類を作成することもあります。そのため、Microsoft Office系のソフトの知識やスキルがあれば現場で活かせるでしょう。

医療事務の仕事をするうえで覚えておいた方がいいパソコンの基本ソフト

ここでは、医療事務の仕事をするうえで覚えておいた方がいいパソコンの基本ソフトを解説します。

これから医療事務として働く予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

Word(ワード)

院内の掲示物や会議の議事録、紹介状や資料の作成などを依頼された際に、文書作成ソフトのWordを使用します。

Wordは写真や画像の挿入や、書式・文字サイズの変更、表の作成などが可能なので、Wordの最低限の操作方法を知っておくとよいでしょう。

Excel(エクセル)

表計算ソフトであるExcelは、患者数や売上などのデータを集計して統計を取る際に使用します。

集めたデータを元にグラフや表を作成したり、数式を表に反映させることで自動計算できたりするので業務時間が短縮し業務の効率が上がります。そのため、Excelの基本操作を習得しておくに越したことはありません。

PowerPoint(パワーポイント)

スライドを作るためのソフトであるPowerPointは、ポスターや資料などを作成する際に使用します。

医療事務がPowerPointを使用する場面はほとんどありませんが、学会での発表やスライドの作成を依頼されることもありえます。万が一PowerPointでの仕事が発生した時のためにPowerPointの基礎知識は持っているとよいでしょう。

まとめ

本記事では、医療事務が仕事で取り扱うパソコンの種類、医療事務に求められる基本的なパソコンスキルと覚えておいた方がいいパソコンの基本ソフトについて解説しました。医療事務では高度なパソコンスキルは必要ありません。しかし、スムーズに文字入力ができるタイピングスキルが必要です。また、掲示物や資料作成などもあるので「Word」や「Excel」の基礎知識をもっているとよいでしょう。本記事が医療事務の仕事を始めようか迷っている方の役に立てれば幸いです。

 

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