医療事務の需要や将来性とは?どんな人材が活躍できる?

2023/04/15  2023/04/03

新潟県には医療事務専門学校が複数あります。医療事務の仕事はどれだけ需要があり、将来性はあるのでしょうか?医療事務はやがてAIに取り換わる職業という説もありますが、対人重視の仕事なのでゼロになることはないと考えられます。ここでは医療事務の将来性と、活躍しやすい人材はどのような人かをご紹介します。

医療事務はどれだけ需要がある?

我が国に国民皆保険制度が続く限り、医療事務という仕事は決して失われません。病院やクリニックは患者だけでなく、患者が加盟する健康保険組合に代金を請求します。請求にはレセプト(診療報酬明細書)の提出が必須ですが、この作成を行うのが医療事務。街の小さなクリニックから大学病院、基幹病院まで、なくてはならない仕事です。

全国どこの病院でも必要な業種

受付業務やレセプト作成はとても煩雑で、看護師や医師だけではとても手が回りません。街の小さなクリニックでも最低1人は医療事務を雇用しています。雇用形態は病院によりまちまちで、正社員から派遣社員、パート、アルバイトなど多彩です。救急医療を行う基幹病院の場合は、救急搬送された患者の手続きや会計のために、医療事務が24時間常勤し、作業に追われます。

街の小さなクリニックの場合はパートの方が多く、比較的短時間の勤務で定休があることが多いようです。後者のイメージが強い医療事務ですが、夜勤をこなしてしっかり稼ぐ道もあります。

高齢化社会、感染症パンデミックなどで病院の需要が高まる

少子化は世界中の多くの国で起きていますが、とくに日本は世界に先駆けた超高齢化社会に突入しました。高齢者は病気になりやすく、医療が欠かせません。高齢者が増えると病院の需要はますます高まり、医療事務の仕事も増えます。感染症などの影響で若い人の診察も増え、年齢を問わず病院に通う人はこれからも増え続けるでしょう。

医療事務の将来性は?

現在はほぼ手作業のレセプト作成は、将来的にはAIである程度自動化できるようになるでしょう。AIに作業を任せて、医療事務はレセプトのチェックだけ行い、受付に専念できます。将来的には医療事務に必要な人数は減るかもしれません。しかし就労人口の減少でうまくカバーできる可能性もあります。

AIの発達で、将来性はどう変わるか?

医療事務はAIに仕事を奪われる職種といわれていますが、実際は作業を任せるパートナーになるでしょう。レセプトをAIに作成させても、最終確認は人の手で行う必要があるからです。これに近い例は昭和の時代にも起こりました。

当時は書類をすべて手作業で作りましたが、やがてワープロ(文章作成機)、パソコンで打ち込みに進化し、書類作成の仕事は作業効率が上がりました。しかし事務職という仕事は現在もあり、書類を書く時間はキーボードを打ち込む時間に替わりました。これから就労人口は減るのに患者数が増える時代、AIをうまく使いこなすスキルが求められるかもしれません。

時期限定、短時間勤務ができる、子育て中の女性にも向いた仕事

医療事務の仕事は就労形態が多様で、働く時間が限られる子育て中の女性にぴったり。この傾向はこれからも続くでしょう。飲食業など接待業から転職する方も多く、これからも高い需要が期待できます。

医療事務で活躍できる人材の特徴

医療事務に求められる主なスキルは、患者の的確な応対と看護師、医師へのクラーク(患者の状態を伝えること)、会計やレセプト作成など事務作業の正確さです。事務職でありながら接客業のスキルも要求され、人と触れ合うことを好む方にとっては活躍できる仕事です。

患者への適切な対応

大病院では会計が自動精算機で行うところが増えています。しかし、初めて機械会計をする方やご高齢の方は、なかなか慣れないもの。困った患者にいち早く気付き、サポートする役目が求められます。

小さなクリニックでは、ただ受付や会計をするだけでなく、患者の様子を看護師や医師に伝えることが必須。とくに調子が悪そうな患者は急患として、最優先で診察を受けるように伝えなければなりません。患者のちょっとした仕草や様子に、大きな病気が隠れている可能性があります。

体調が悪い患者は余裕がなく、感情の起伏が激しくなることもあります。トラブルを起こす患者の対応も医療事務の大事な仕事です。(よほど悪質なケースは警察に通報など、厳しい態度で接する必要があります)患者との交流はAIには代替できない、大事な仕事です。

まとめ

医療事務の需要は今後、ますます増えることが予想されます。引っ越し先でも雇用があり、再就職しやすい業種です。しかし志望者が多く、まったくの未経験では難しい仕事。そのため医療事務専門学校などで医療事務資格を所得することが雇用の近道です。

一般的にはパートや派遣業が多い業種ですが、中には正社員として夜勤など厳しい業務をこなす医療事務者もいます。医療事務は雇用形態が広く、隙間時間に働きたい人からしっかり働きたい人まで、さまざまなニーズに合うでしょう。

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